食品工場で事務をした経験があるので、私なりに感じたメリット・デメリットをご紹介します。
食品工場の事務 仕事内容は?
企業によって違いはあると思いますが、主な仕事としては、
- 電話応対
- 来客応対
- お茶出し
- 受注受付
- 伝票発行
- 請求書発行
- 経理
- 人事
私がいた企業では、事務は総務部に配属となり、全ての仕事がひとまとまりになっていた印象です。
ただ、それぞれ担当が決まっており、
- 来客担当
- 〇〇企業受注担当
- 請求書担当
- 人事担当
というような感じで、個人個人に担当がありました。
私は、新人だったので、普段は主に電話応対とお茶出し、個人としては請求書発行を担当していました。
所謂、一般事務という感じで、経理や人事系はある程度経験を積んでから担当になるようでした。
業界未経験でも、事務自体が未経験でも働けます。
食品工場で働くメリットとは?
ここからは、食品工場で勤務するメリットをご紹介します。
メリット1:労働環境は綺麗
食品工場は衛生面にかなり気を使っている企業がほとんどです。
清潔で綺麗な環境で働くことができます。
私が働いていた企業では、洗面台やトイレの手洗い場にはペーパータオルが常備してあり、ハンカチを持ち歩く必要がなかったです。
また、手洗い場の水とハンドソープは、手をかざすと自動で出てくるタイプでした。
こちらも衛生面に気を使ってのことでしょう。
綺麗な職場で働ける点においては嬉しいポイントではないでしょうか。
メリット2:経営状態が安定している
![お金の入った袋のイラスト「円マーク」](https://3.bp.blogspot.com/-GKmtIvGGpZA/USNoTE7YUyI/AAAAAAAANUY/tNP9ldcnOSI/s400/money_bag_yen.png)
どの食品を扱っているかにもよると思うのですが、一般の消費者の方がお家で食べるようなものを扱っている場合、経営状態が安定している場合が多いです。所謂、加工食品というものですね。
安定した受注があり、むしろ儲かっている場合もあります。
メリット3:試食品を食べられる場合がある
加工食品を取り扱っている場合は、開発部という部署があり、常日頃から新商品の開発に取り組んでいるため、その試食品を食べることができたりします。
また、来客に試食(こちらは本当の製品)を出すことがあるので、その余りを食べることができます。
ちょっとお得な気持ちになります。
メリット4:商品を社割りで買える
自社で取り扱っている商品を少し安く買える場合があります。
これもちょっとお得な気持ちになりますね。
食品工場で働くデメリットとは?
メリットもありますが、デメリットもあります。
私が感じたデメリットをご紹介します。
デメリット1:毎朝、隅々まで掃除
![大掃除のイラスト「掃除道具」](https://1.bp.blogspot.com/-yBWx7tnomrM/UYzZee_nfII/AAAAAAAAR6s/Fg40sqyLKqs/s400/oosouji_dougu.png)
食品を取り扱っているので、衛生管理には厳しいです。
工場内は当然ですが、別棟の事務所でも掃除には厳しかったです。
毎朝1時間かけて掃除を行っていました。
綺麗な反面、その分掃除時間が長いです。
デメリット2:ネイルができない
![](https://1.bp.blogspot.com/-VcxyzYNhk1w/XhwqierLXQI/AAAAAAABXA8/fjs2OyspVicXkjEkuDJ3Y1y-fXD1sB0EQCNcBGAsYHQ/s1600/nail_art_pink.png)
おしゃれをしたい人は、少し残念ですね…
事務とは言えど、時々工場内に入る機会があるので、ネイルはできませんでした。
デメリット3:アクセサリーが付けられない
こちらも、おしゃれな人は少し残念ですね…やはり、工場内に入る機会があるので、異物混入の危険がありますからNGになってしまいます。
事務であれば、結婚指輪だけギリOKっていう感じでしたね。
デメリット4:検便がある
食品を扱っているため、検便があります。
工場で主に働く人は3ヶ月に1度、事務は半年に1度くらいのペースでした。
食品を扱っているので、安全な食品を届けるため、検査は必要だと思いますが、
私は正直抵抗感がありました。。はい。。
専用キットに💩を少量取って入れて提出するだけなのですが、
事務だと全社員の検便が提出されたか、チェックをしなくてはいけなかったので、
人の検便を触るのも、割と抵抗ありました。
食品工場だと避けては通れないので、これに抵抗がある場合は厳しいかもしれませんね。
まぁ、健康診断でも尿検査とか検便とかありますから、抵抗ない人の方が多いのか、
私が抵抗あるだけなのかもしれませんが、、、
デメリット5:繁忙期は出勤日多め、残業も多め。
工場だと12月と3月が繁忙期のパターンが多い気がします。
私が勤めていた工場は、日祝が完全休み、土曜が隔週休みだったのですが、
繁忙期になると土曜も全部出勤になります。
会社カレンダーでの勤務っていうやつですね。
これは、会社によると思いますが、土曜隔週休みってだけでもキツイのに、
日曜だけ休みなんて、かなりキツイですね(泣)
その他、気になること
上記のメリット・デメリット以外でも、見ている方が気になっているであろうことをまとめてみました。
髪は染めても大丈夫?
事務は、茶髪くらいなら、全然大丈夫でした。
割と明るめでも全然大丈夫です。
工場で製造をしている人だと、全部帽子で隠れるので、もはや何色でも大丈夫です。
香水はつけても大丈夫?
![香水のイラスト](https://4.bp.blogspot.com/-T5CXEAaaA6I/U5l5_wKkcHI/AAAAAAAAhWo/JsV1Jx8lMtc/s400/kousui.png)
事務も香水つけて大丈夫でした。
工場で製造をしている人だと、食品の匂いが体についてしまうので、香水つけている人多めです。
メイクはしても大丈夫?
![口紅のイラスト(化粧品)](https://1.bp.blogspot.com/-Dgz9bJXZkYs/YMVaYwCLBqI/AAAAAAABd4o/ds7epciFv8UtthGdiKG6-dSfRMBnRitogCNcBGAsYHQ/s400/kuchibeni.png)
事務はメイクしても大丈夫です!
つけまつげとかは、万が一工場に行く際に混入の恐れがあるのでNGですが、
普通のメイクなら全然大丈夫です。
工場で製造する方は、メイクあまりできないかもしれないですが…
できないというか、してもほぼ見えないし、する意味ないというか…
一度工場に急遽お手伝いに行ったことがあるのですが、
顔に被るやつにファンデーションが付いちゃって、あぁ…ってなりました。笑
仕事は忙しい?
忙しかったです。
電話がひっきりなしに鳴りますし、取引先も会社から個人まで幅広いです。
繁忙期だと現場の手伝いに行かなくてはいけないこともあります。
のんびり働きたい人にはおすすめできないかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が感じるメリットとしては、綺麗さと、人数が多めな点かと思います。
あとは、安定性ですね。忙しいことが多いので、売上は安定しています。
デメリットは、おしゃれしづらいのと、忙しくてしんどいとかですね。
食品工場で働いてみたいという方、参考にしていただければ幸いです。
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